多くの方が腰痛で悩んでいるこの現在ですが、実は腰痛の対処法はパターンがあるんです。
このパターンが間違うと全く効果がないばかりか、逆効果になってしまうことも少なくありません。
そこで今回は簡単にできる腰痛の原因の見分け方について解説いたします。
内容についてはこちらの5分程度の動画で解説させてもらっていますが、動画を見る時間がない方ために動画の下にも要約を記述させてもらっていますので、ぜひご活用ください。
腰痛を見ていくポイント
腰痛を見ていくポイントとして大事なものがあります。
それは「どういった時に痛くなるのか?」です。
多くの場合は何もしなくても腰が痛いという方は、あまりいません。
もし安静時も腰にズキズキと痛みがあるのでしたら、炎症が起こっている痛みですので医療機関に受診することが第一選択です。
ですが、動きを行うと痛みが出てくる場合には以下の2つのパターンのどちらに当てはまるのか?を試してみてください。
パターン1 前に体を曲げる時
前に曲げる時に「痛みがある、重たい感じがする、違和感を感じる」といった方はこのパターンです。
このパターンの方は、背筋である多裂筋や脊柱起立筋やお尻の後ろのハムストリングス、ふくらはぎの後ろの腓腹筋などが硬くなっているケースが多いです。
この後ろの筋肉の柔軟性がないと、後方の筋肉が突っ張ってしまい腰に負担のかかる動きになってしまいます。
パターン2 体を後ろに反らした時
体を反らすと痛みが強くなる、痺れが出るという方は前の方の筋肉が硬いことが原因で痛みが出てくるケースが多いです。
代表的な筋肉は、股関節の全面に着いている腸腰筋や大腿直筋です。
これらの筋肉が股関節の動きを制限するため、代わりに腰の関節(腰椎)を余計に動かしてしまい痛みが出てくるというケースです。
このパターンの方は腰が反っている反り腰だったり、寝るときに背中がベッドから浮いてしまうなどの現象が見られます。
もし心当たりがあれば、この2つの筋肉が原因になっているかもしれません。
まとめ
このように腰痛は痛みが出てくる姿勢によって原因が異なってきます。
もちろんこれだけで全ての腰痛の原因がわかるわけではありませんが、自分がどちらのパターンに該当するのかを知っておくだけで対策や治療方針も絞れますのでぜひ一度確認してみてくださいね。
またこれ以外にも、腰痛をはじめとする慢性疾患についての対策方法について解説していますので、ご興味がある記事があれば覗いてみてくださいね。
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