皆さん、こんにちは。
Life Time Supporte代表の尾方佑輔です。
本日も体の悩みを解決するための、情報を提供していきたい思います。
昨日のブログでは、ヘルニアの症状と痛みは別物であり、ヘルニアの症状は脚の痺れが出ることであるとお話させて頂きました。
ヘルニアによる痺れが生じるのは、椎間板内にある髄核が飛び出すことでその周囲に存在する神経などを圧迫してしまうためでしたね。
今回は、ヘルニアに伴って生じる症状である痛みについてです。
痛みがヘルニアの症状でないのであれば、その痛みはなぜ生じるのか?
それは、、、
硬膜と呼ばれる、神経を覆っている膜が刺激されるためです。
どういうことかと言うと、ヘルニアによって飛び出した髄核が神経を覆っている硬膜を圧迫することで痛みとして感じてしまいます。
硬膜には痛みを感じるセンサーが存在しているというわけです。
また、硬膜には前方と後方がありますが圧迫された部位によって、痛みの出方が違うのでもう少し細かく説明しますね。
1.前方の硬膜
神経の前方に位置しているところです。
ここが刺激されると腰からお尻にかけて痛みが生じてしまいます。
2.後方の硬膜
神経の後方に位置しているところです。
ここが刺激されるとお尻から脚にかけて痛みが生じてしまいます。
同じ硬膜でも、前方か後方かで痛みの出かたが違ってくるわけです。
つかり、痛みの出ている部位がわかれば、硬膜のどちらが刺激されているのかがわかりますね。
ヘルニア後の痛みがある方は、是非参考にされてみてください。
<まとめ>
- ヘルニアの症状に痛みは入らない。
- 脚に痺れなどの症状が出たらヘルニアという。
- 痛みは硬膜と呼ばれる神経を覆っている膜が圧迫されることで生じる。
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